2012年9月26日水曜日

助っ人参上

またまたの更新です

9月に入ってから全然更新ができなかったのに最近立て続けに更新ができているのは、牛舎に助っ人が来たからです



私の母校でもある山形の基督教独立学園から秋の農繁休暇(春と秋の農繁期に休校して近くの農家に手伝いに行く行事)を利用して来てくれました ここの高校は普段の生活の中に「働く」ということが組み込まれていて、インターンシップとかで牧場に来る一般の高校生とは働きの質が全く違います 彼らが来てくれたので、ブログを更新する余力ができたという訳です



さてさて、最近は朝夕が寒さを感じるくらいまで気温が下がり、秋が深まっていくことを感じられるくらいになりました 子供達が採ってくるものも、大きな蕗から長いススキに代わり、トンボからバッタに代わりました そして確実に迫ってくる冬への準備も始まっています




各牧草地で収穫した牧草を牛舎の近くまで運んでいます 写っているだけで900個くらいあります

7月のブログのところに貼ってある画像に、牧草を運び始めた頃のものがあるので見比べてみてください

2012年9月25日火曜日

牛舎風呂


土田牧場の夕方の搾乳は午後4:30頃から始まります

我が家の子供たちは3時に保育園バス帰ってきて、搾乳が始まるまでお母さんのいる直売所(ミルクハウス)周辺で遊んでいます

4時過ぎにお母さんと一緒に牛舎に来て作業着着替えさせられます

そこからは完全に放置!というか放任!むしろ放牧!

牛舎の内外を縦横無尽に走り回り、泥だらけ埃まみれ 二人で仲良く遊んでいるかと思えば、急にどちらかが泣き出す イタズラをしては怒られ、お手伝いをしては褒められ。 トラクターが大好きで場長や私が乗っているのを見かけると、満面の笑みで走り寄ってきて(きけん!)乗せてもらってご満悦


そして牛舎の作業が終わるころ、さすがにそのまま家に帰れる状況ではないのでシャワーでも浴びさせたいのですが、あいにく牛舎には無いのでこうなります






後ろに見えるのはミルカーといって搾乳をする機械です ミルカー類の洗浄が終わるころ自分から服を脱いで「真っ裸」の状態で走ってきます お母さんにきれいにしてもらってから家に帰ります
もちろん家に帰ってから本当のお風呂にもはいります




その間、つまり牛舎に来てから帰るまでの間、3番目(2か月)は牛舎の休憩室でハエ除け(食卓用)をかけられ爆睡しています





2012年9月24日月曜日

秋になりました



秋の夕暮です

すっかり涼しくなりました

つい最近までしっかりと暑かったので少し寒いくらいですが、そうそう仁賀保高原の9月はこのくらいだったと体がやっと思い出してきました


仁賀保高原で一番過ごしやすい季節です 



最近 忙殺されてなかなか更新できませんでした すいません・・・

2012年9月1日土曜日

猛暑


暑い日が続いています

そして、雨が全く降りません

寒気は流れこんでいるらしく、夜はしっかり冷えるのです で、朝になって日の出と共に温度も上がり、30度を超える しかも、その寒気の影響で秋田県全域または本荘・由利地域に大雨・洪水・雷注意報が出てるというのに、ここには降らないんです 8月は雨の降った日が3日あったか?というくらいです 

牧草は春に肥料を蒔き、6月に草刈りをします 刈った後にまた肥料をやり(追肥)伸びたらまた刈ります 最初に刈った草を一番草、次に刈った草を二番草といいます 通常三番草まで取りますが、仁賀保高原は気象条件が悪いのでいつも二番草までしか取れません そして、今年の夏の高温少雨影響でその二番草が伸びないんです 伸びないまま枯れていく 枯れ始めたら草丈の短いまま刈るしかありません もちろん、収量は落ちます 一番草の後半に刈ったところがまだ枯れていないので、次の雨予報(5日後!)の日にしっかりと降ってくれることを祈るばかりです



そしてここにも猛暑に辟易してる人々(牛達)が・・・



経産牛(出産を経験した大人の牛)には暑い日は放牧を控えたり、午前中だけ放牧したりと管理しているのですが、育成牛の中でもう十分大きくなって、しかも分娩予定日まで日数のある牛は昼夜問わず外に出しっぱなしにしています 仁賀保高原は山の上にあるので木が育たず、あっても低木がほとんどなのですが、数は少ないですが何ヶ所か林を形成しているところがあります 出しっぱなしにされている彼女らは、日中のほとんどをそこで過ごし、気温が下がったら草を食べに行っています 彼女らもまた早く気温が下がって欲しい願う者の一人です